ストレスの仕組みを紐解く

刺激心・体で
感じる
脳で処理心・体が
反応

 
 

ストレスの仕組みを詳しく説明しますと、まず生体の内部環境に直接影響を与えるストレッサーは、大脳皮質や視床で処理され、更にその情報が大脳新皮質に送られてその一部である扁桃体が自己の生存にとって有益か有害かを評価します。

その結果は視床下部に送られます。視床下部は交感神経と副交感神経をあわせた自律神経系と内分泌系を統合し生体バランスを保持しています。自律神経系と内分泌系に免疫系が加わり、心身を保つ機構(ホメオスタシス)が維持されていると考えられています。しかし、過剰なストレスが長期にわたってかかることにより、ホメオスタシスが崩れて病気になります。

※ストレスのメカニズムについては諸説あります。
参考文献・サイト
・福間詳 「ストレスのはなし-メカニズムと対処法」 (中公新書・2017/4/19)
・厚生労働省みんなのメンタルヘルス -ストレスって何?
・西条寿夫,堀悦郎,小野 武年/ストレス反応の身体表出における大脳辺縁系―視床下部の役割
・ストレスの仕組みー生物、心理、社会的に見た場合/京都HP

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